ドレンホースの吸引について
ドレンホースの出口が、室外機側に見えない場合
ドレンホースが室外機側に出ていない場合、ドレンホースが壁の内部で別の所に行っている場合(外からポンプで抜けない場合)
もしくは途中で塩ビ管に変換されている場合(壁の中で塩ビ管に差し込まれている状態ですので、ポンプで引いても空気を吸い込んで水が引き出せない)
エアコン室内機を,取り付け板より下側を外し、浮きあげての詰まりぬき作業は、別途料金がかかります。
通常高圧洗浄中に、室外機側から、ドレンホース出口より手動ポンプで洗浄中の水を引き出すのですが、戸建の場合、ドレンホースが壁の内部で見えない場合があります。
この場合ドレン引きのクリーニング作業ができません。
この作業は、ドレンパン入り口やドレンホース内部にゴミなどが詰まり、室内機より水が漏れるのを、予防する作業です。
ドレンホースが見えない場合は、室内機を壁より浮かせて、室内機内部のドレンホースを外し、他のドレンホースをジョイントして、ポンプで詰まりや、汚水を抜き取り、その後ホースを接続し室内機をもとに戻す作業が必要になります。
この作業は、別途5000円よりです。
ほとんどの方は、(水が漏れた時でいいわ)とおっしゃいます。
外部に塩化ビニールパイプ(水道に使うパイプ、グレーであることが多い)で出ている場合も、多くの場合外からポンプで汚水を引きだせないことが多いです。
ドレンホースのジョイントの所で密封していないことが多く、空気を吸ってしまうからです。
この場合も、室内機を浮かせての作業となります。
(室内機側よりドレンパン排水口が見え、高圧洗浄機のガンの先端がドレンパン排水口に達して水圧で押し出せる場合を除く)
室内機側から水圧で押し出せる場合
現在この方法は中止しています。
ドレンホースが水圧で、壁内部で破損する可能性があるため
お客様に手伝っていただく場合
室内機の裏側に室外機がある場合は、一人でドレンホース吸引作業はできるのですが、室外機が一階の地面で、室内機が2階、3階にある場合、 一人ではこのドレンホース吸引作業がむずかしくなります。
昔、一人で、教会の居住区で、2階のエアコンクリーニングのドレン吸引作業を、外国人の神父さんに手伝って頂いたことがあります。
右写真の赤矢印の裏側にエアコン室内機がある場合など。
現在一人でも作業が可能になっていますのでまずお手数おかけすることはありません。
ドレンホースの破損
現在 家庭用壁掛けエアコンクリーニングでは、ドレンホースが破損していても、ドレンホース内部吸引作業は、問題なくできますので、破損されていても、エアコンの動作に影響はありません。 しかしこの機会にドレンホースの修理をされるのであれば、2mまでは1000円で作業いたします。
ドレンホースの修理 ご希望であれば、その分の時間が必要になりますので、ご依頼時(電話メール)にドレンホース修理希望とつたえてください。
(注意 ドレンホースが化粧ケース内での破損の場合を除きます)
(注意 ドレンホースの破損部分が室外機より2.5m以上高さがある場合を除きます)
(注意 配管保護テープの色が合わない場合があります。)
長いハシゴが必要な場合 現在対応できません
室内機が2階もしくはそれ以上の階にあり、室外機が地面にあるケースで、外壁側でドレンホースが外れている、または破損している場合は、長いハシゴを通常携帯していませんのでご了承お願いいたします。
右の写真の例では、室内機が2階、室外機が地面です。
この2階の外壁から配管が出た所で、ドレンホースが外れていることが珍しくありません。
特に配管化粧カバーで覆われている場合は、通常の配管保護テープで巻いてある物に比べてドレンホースの重さに引っ張られて内部で、外れる事が多いようです。
写真の場合は、高圧菅、低圧管、VA線、ドレンホースを配管保護テープで全部を巻いてありますが、化粧ケース施工の場合50cmぐらいごとで2~3周ビニールテープで束ねているパターンが多く、束ねているテープが伸びてくるとドレンホースの自重で外れてしまうのです。
このケースでドレンホースが外れてしまうと、外壁の穴の所に手が届かないと修復は出来ません。
左の写真では、2階、3階の部屋から配管が出ています。
特に3階部分の出口で、ドレンホースが外れていますと作業は困難で、当店では対応できません。
2F部分のドレンホースの修正は、通常長いハシゴを積載していませんので、日程を改め作業代5000円からになります。
設置環境によっては、当店で対応できない場合もあります。その場合取り付けされた業者に連絡してください。
ご自分でドレンホースの修理をされる場合。
修理に必要な材料 ドレンホース(ホームセンターで切り売りしてます)ビニールテープ 配管保護テープ ドレンジョイント、はさみ カッターナイフ
ドレンホースがボロボロで見えない場合
ドレンホースがボロボロで見えていない場合、もしくは触ると崩れていく場合。
紫外線などでドレンホースがぼろぼろの場合、巻いてある保護テープをカットし、硬さの残っている場所でジョイントします。
そのためにカッターナイフで配管にそってカットします。
ホースがボロボロでも元の場所は判ると思いますので、その位置から20cmほど表面の保護テープを切り裂きます。
(写真の場合 赤い線の部分を薄く切り裂く)
深く切り込むことはせずに、表面のテープだけが外れればいいのです。
切り裂いたところからドレンホースの丈夫な部分を引き出し、ジョイントし、保護テープをその上から巻いて完成です。
ホースのジョイント方法は、下部分に記載しています。参考にしてください。
化粧配管内部でドレンホースが破損している場合
化粧ケースを外します
化粧配管内部でドレンホースが破損している場合は、まず化粧ケースを外します
通常、上の丸みのカバーの所に下から、はまっているような形体ですので、下の部分を外してから、引き下げる感じで外します。
下だけ外して浮かせての作業が出来るようでしたら、敢えて上の部分を外さなくても構いません。
化粧ケースを外します2
上蓋がはまっているいる状態ですので、横から押してツメを外していきます
化粧ケースを外しました
壁側の腹を押えてから上部を手のひらで押さえこんでいくと外れやすいかと思います
化粧ケースを外します2
ドレンホースが奥にある場合、作業しやすいように手前に出して位置を変えます
ジョイントの方法
今回このホースにジョイントしていきます
ドレンホース接続ジョイント
ホームセンターなどで、ドレンホースの接続ジョイントを販売しています。
接続ジョイント差し込んでみました
接続ジョイントを差し込んだ所です。
ドレンホースを延長
ドレンホースを下側に差し込みました
接続部分テーピング
接続ジョイントを含めてテーピングしていきます
ドレンホース接続終了
しっかりテーピングして完成です。
ジョイントの方法2
ドレンホースには部分的に細いとこと太いとこがあります
用意したドレンホースの太いところでカットし、今お使いのドレンホースの細い箇所を見つけて、そこでカットし太い箇所を差し込みます
奥まで差し込む
しっかりテーピング
奥まで差し込みましたらしっかりテーピングします。
テープはホームセンターで通常のビニールテープでOK