シャープフィルター自動清掃機能

シャープフィルター自動清掃機能付きエアコンの分解手順

現在製造後8年経過した、シャープの掃除機能付きエアコンはお引き受けできません。

シャープフィルター自動清掃機能付は、オプション料金5000円UPです

出張料金プラス12980円です。

分解クリーニング手順

シャープお掃除ロボット

シャープお掃除ロボット

シャープのフィルター自動清掃機能付エアコンです。

フロントパネルは、左右のボタンを押しながら上に持ち上げ取り外します。

フィルター、電装基盤の蓋などを外し、中央右の隠し蓋の中に、本体と外カバーの配線コネクターがありますので外します。

吹き出し口の下に2か所もしくは3か所の隠し蓋がありますので外し、ねじも外します。

この機種では真下から見上げるとセンターに大きめのねじがあり、外します。

機種によっては、正面中央にあります。この場合他のねじより長いので、取り付け時に注意してください。


フロントパネルを外しロボットを降ろします

フロントカバーを外しフィルター自動清掃機能ユニットを降ろす

ロボットの固定ねじは7か所あります。機種によっては上は2か所のものもあります。

下4か所は、フィルターカバーの穴にドライバーを入れて、上のねじは、45度の角度で付いていますが、天井との空間がない場合が多く。柄の短いダルマドライバーなどで作業してください。


ダクトのねじを外します

赤い矢印の裏にねじがあり、これを外さないとロボットを降ろせない

赤い矢印の裏にねじがあり、これを外さないとロボットを降ろせない

上の写真は、すでに外してあるのですが、取ったホコリを表に排出するダクトを外さないとロボットは降りません。

(今回の機種にはありませんでしたが、このダクトの固定ねじがある場合があります。そのねじを外す為には左側よりプラスドライバーで作業するため本体より左側に空間が必要です。)

ダクト左側から覗くと黒いゴムブッシュに金座付のねじが見えると思います。 外してください。

写真 赤矢印の場所にねじがついています。

通常天井との間隔が少ない為、肉眼で確認しにくい場所です。


見えにくいねじを外す。

上部に空間がないと見れないねじ

上部に空間がないと見れないねじ

上の写真の角度を変えて撮影しました。真上からの撮影です。

よっぽど上部に空間がないと見えませんので、通常はダルマドライバーで手探りで外します。

初めての場合、手鏡があれば便利でしょう。


ダクトが外れました、

ダクト部分を本体より外しました。

ダクト部分を本体より外しました。

ダクトからホコリを排出するためのモーターがあり、そのコネクターを外します。

赤い矢印の場所です。

 

 


ダクトモーターのコネクターを外します。

ダクトモーターコネクター部分

ダクトモーターコネクター部分

グレーのスポンジ状のマットを下からめくってコネクターを外します。

 

 

 


電装基盤のコネクターを外す。

シャープ基盤接続コネクター部分

シャープ基盤接続コネクター部分

電装基盤の蓋を外し接続しているケーブルのコネクターを外します。

この写真の機種は簡単に外れますが、さらに年式の古いタイプには、基盤を本体より右側に取り出してから分解しないとコネクターが外れない物もあります。

 


掃除機能付きエアコンの裏側。

裏側から見たフィルター自動清掃機能部分

裏側から見たフィルター自動清掃機能部分

掃除機能付きエアコンの裏側

写真の赤い矢印の場所に電気基盤があります。あとフィルターセンサーもロボットに付属します。

掃除機能付きエアコンの場合、左右 上部の空間条件によって掃除機能付きエアコンを降ろせない場合があり、その場合ロボットを本体より浮かせて洗浄する場合があります。

その場合矢印の基盤が濡れてしまいますので、ブロアーで水分を飛ばしますが、狭い空間での作業になりますので、ブロアーの空気が直接当たらない場合もめずらしくありません。

この場合申し訳ありませんが、コンセントを抜いたまま完全に乾燥するまで待っていただくとこになります。


やっと熱交換器がでてきました。

放熱板の状態になりました

放熱板の状態になりました

熱交換器が現れました。

養生をして洗浄準備にかかります。

ここまで来れば、エアコンクリーニングは半分終わったようなもんです。


製造後8年経過した物は引き受けられません。

現在この機種は引き受けられません

現在この機種は引き受けられません

申し訳ありませんが、製造後8年経過したエアコンは、クリーニングをお受けできません。

ご了承お願いいたします。


注釈

すべてのキレイオンではありませんが、シャープの掃除機能付きエアコンタイプは、左側からドライバーでダクトを外さないとロボットが外れないタイプがあります。

このねじがなくても排気モーターのコネクターを外す為の空間が必要です。

これは全体のカバーを外さないと判りません、新しいタイプでは徐々に分解しやすいようになってきています。

シャープの場合左側30cm以上 上部15cm右側30cmの空間があれば問題なく分解できるケースが多いです。

分解条件によって、掃除機能付きエアコンが本体より取り外しができない場合、ロボット部分を熱交換器より浮かしあげての洗浄となる場合があります。

この方法では、各種センサーや基盤にも水がかかり、その後ブロアーで水分を飛ばしての組立となりますが、状態、体制によって基盤に対するブロアーの水切りがうまくいかない事もあります。

その場合、基盤が完全乾燥(自然乾燥)するまでエアコンはお使いになれません。 2~5日ぐらいコンセントを抜いてお待ちください。ご迷惑おかけしますが、ご了承お願いいたします。

正直に言うと。

シャープに関しては取扱いを中止しようか迷っています。

もしこれからエアコンを購入検討されているのであれば、当店はシャープのエアコンをお勧めいたしません。

PS最近は、整備性がよくなってきてます

発注前のご確認

名古屋のエアコンクリーニングはトムさんのお掃除。料金も安い