掃除機能付きエアコン フィルター自動清掃機能は、別途料金が掛ります
掃除機能付きエアコン、フィルター自動清掃機能の過信は禁物です
掃除機能付きエアコン、フィルター自動清掃機能付は、何もしなくていいわけではありません。
メーカー機種にもよりますが、中のダストボックスを定期的に確認し、ダストボックスに溜まったゴミ、ホコリを捨てなければならないタイプもあります。
掃除機能付きエアコン付でも、ロボットが定期的に掃除してくれる設定になっていなければ、普通のエアコンと変わりません。
写真のエアコンは、たぶん自動清掃設定がされていない状態か、なにかの不具合で、8年使われたのではないかと思います。
現在の説明書には、必ずどこかに、定期的な手入れは(掃除)必要です。と記載されているはずです。
フィルター自動清掃機能は、フィルターの表面を掃除してくれるわけですが、雑菌、カビ菌にたいして殺菌するわけではありませんので、定期的にフィルターを外し、塩素系漂白剤などで掃除することをおすすめします。
(塩素系漂白剤は、カビの菌などに対して殺菌効果が高いです。)
手入れしていなかった掃除機能付きエアコン
このところ初期の、掃除機能付きエアコンの効きが悪い、などでの依頼で内部を見ると、ゴミ、ホコリで目詰まりをしている。
ダストボックスがあふれかえっているなどの場合が多いです。
手間と時間が掛ります
熱交換器に張り付いた汚れは、まずブラシを使いできるだけ取り去ります
しかし取り付け場所や機種によってはブラシが入らない場合のあります
特に正面より見えない奥の熱交換器の作業が困難です
その後アルカリ洗剤を吹き付けて通常のホコリなどの汚れを分解していきますが、繊維質の多いホコリなどの場合、アルカリ洗剤ではなかなか分解されない場合も多く 分解されないゴミが、本体後部ドレンパンの排水溝部分に詰まることもあります
この場合外部よりは肉眼で見えない為確認ができません。
室内機熱交換器後部にガンを入れ、室内機前方への水の流れ方でだいたいの検討はつきますが、目視ではありませんので、後日再施工の可能性が少しは残ります。
ホコリの目詰まりが激しい場合
外装ケースを外すと、エアコン内部の放熱板が、ホコリで空気が通れない状態になっている物もあります。
その場合掃除機をお借りいたしますので、事前にご準備お願いいたします。
ほこり目詰まりの場合、掃除機だけで吸い取れる物ではありません。ブラシで熱交換器に食い込んがホコリの固まりをブラシでかきだして、それを掃除機で吸い取ります。
常に自動清掃機能を動かしているからダイジョウブ?
通常の使用でも細かいゴミ、汚れは、フィルターの間を通り抜けて内部に滞留し吹き出し口や、シロッコファン(回転する送風ファン)を汚します。
フィルター自動清掃でも、長く使っていますと吹き出し口の中部が汚れてきます。
エアコンクリーニングの後
エアコンクリーニングの後、しばらくの間水が出てくることがあります。
スタンダードタイプの場合、カバーを外して高圧洗浄後、 熱交換器むき出しの状態で、冷房運転し、シロッコファンなどの水分を遠心力で、水を飛ばしてから、外装カバーを組み上げて仕上げますが、 掃除機能付きエアコンの場合、安全の為のセンサーがたくさん付いています。
その為に全て組み上げないと動いてくれない場合が多いです。
その為組み上げてからの試運転、水切りになりますので、しばらくの間、水が滴る場合があります。
施工後 半透明のシートを、エアコンの真下に敷きますので、1時間ほどそのままにしておいてください
お願い
- 高圧洗浄時の気化した水分がエアコンのリモコン受光部に付いて一時的にリモコンが使えなくなるとか、電装部分にホコリが多く将来的な電気トラブルの防止(ホコリが基盤をショートさせ不具合の原因になる)などの場合ブロアーでホコリを飛ばします。
その場合部屋がホコリだらけになる場合があります。 - 掃除機能付きエアコン(フィルター自動清掃機能付)かの判断は、取扱い説明書をご覧になるか、品番をネット検索されるかでご確認お願いいたします。
作業が困難な場合
エアコン室内機本体と、天井までの間隔が、少ないと分解が困難な場合があります。
メーカーにもよりますので、一概に言えませんが、15cm空間があれば問題ありません。
上の東芝自動清掃機能付きエアコンは、天井までの高さが無く、通常であれば分解できないケースですが、配管が横に長かった為、 室内機を、壁の取り付けプレートより外してからロボット部分を降ろし、清掃後再度、室内機を壁より外し、自動清掃機能部分を搭載してから壁に戻しました。
この場合は、天井までの間隔が、6cmぐらいで自動清掃機能部分を、上の持ち上げた段階で天井にあたり通常では出来ない例です。
シャープの一部機種では、左の壁に30CM以上の間隔がないとねじが外せない場合があります。
三菱、東芝、富士通などは右側に15CMぐらいの間隔が必要な場合が多いです。
右側にスペースがない場合に、フィルター自動清掃機能のコネクターが外せずに分解出来ない場合もあります。
上の写真参照
本体右側に、電装基盤があり、基盤右側のカバーを外して、コネクターを外します。
コネクターを外すだけではなく、組立時に差し込む必要があるためにある程度の空間が右側に必要な例です。
右側のスペースがなく、コネクターを抜くと組み上げ時に差し込めなくなるので自動清掃ユニットが外せない
しかし黒カビの発生が激しい為、この状態で殺菌消毒作業
ユニットを下す場合より時間と手間がかかります。
このような場合別料金を考えています
料金はメーカー別となっています
パナソニック、日立は、2000円UP フジツー、三菱、ダイキン、東芝は、4000円UP シャープは、5000円UP
メーカー別フィルター自動清掃機能エアコンの分解手順
東芝フィルター自動清掃機能の解説です。
日立フィルター自動清掃機能付エアコン
シャープフィルター自動清掃機能付エアコン
製造後8年経過しましたシャープ掃除機能付きエアコンは、お引き受けできません。
ご了承お願いいたします。
左写真のタイプの特徴は、横風切板(ルーバー)が3枚
富士通フィルター自動清掃機能付エアコン
ダイキンフィルター自動清掃機能付エアコン
三菱電機フィルター自動清掃機能付エアコン
順次他のメーカーも用意いたします