エアコンから水漏れトラブル
通常料金以内での作業以外はメーカー依頼してください
エアコンクリーニングにともなう室外機側よりのドレンホースの吸引作業はいたしますが、それでも水漏れが治らない場合は、メーカーにご依頼してください.
現在水漏れに関しては、エアコンクリーニングで100パーセント治るとは保障していません。
エアコン室内機より水がもれる
ほとんどの水漏れはドレンホースもしくは、ドレンパン排出口の詰まりで、95パーセントぐらいがこの原因だと思います。
この場合室外機側のドレンホースに、負荷を掛けて吸引することで詰まりは解消します。(通常料金に含まれます)
室外機側にドレンホースがない場合は室内機を半分外しての作業になり別途5000円からになります。
室外に、塩化ビニール水道管で出ている場合も、途中のジョイント部分で密閉されていない事が多く、ジョイント部分より空気を吸い込んでしまい、ドレンホース吸引作業が出来ません。
この場合も室内機を半分浮かせての作業となります。
(機種、ドレンホースの取り付けが、右側か左側か、などによっては、室内機側から、高圧洗浄機の水圧で、詰まりを解消できる場合があります。)外装ケースを外さないと判りません
室内機の熱交換器の裏にゴミが付いている
エアコンで冷房運転時に水が飛んでくる場合この原因が多いです。
これはエアコンを長く使用していると、送風シロッコファンに汚れが溜り、それが遠心力で、熱交換器の裏側に張り付くのです。
通常冷房運転で、熱交換器に水分がついても、熱交換器に沿ってドレンパンに流れ込むのですが、傾斜になった熱交換器の裏側にゴミなどが付着しますと、そこを水が伝ってポタポタと水が滴り落ちてくるのです。
落ちてきた水が、回転するシロッコファンがたたく為、吹き出し口より水が飛んでくる現象になります。
ここ現象の場合は、高圧洗浄機の圧力で、で熱交換器のゴミを押し出して除去しますので、エアコンクリーニングによって現象は治ります。
図の説明(赤い矢印の先がゴミです。そこから下に水が滴り落ちます。)
変わった水漏れ 壁をつたって裏から水が
夏に氷入りの飲み物を置いていくと、水分でグラスが結露します。
冷房時にはエアコン本体のケースも冷たくなりますので、本体裏側には、結露した水分をドレンパンに逃がす溝が、あるのですが、 これがホコリで詰まっている状態で、本体に結露した水があふれ、壁をつたって裏から水漏れです。
右側写真参照、赤い矢印の溝です。
このときは取り付け配管が室内でも、右に見えている状態でしたので、室内機を壁から外して詰まりを除きましたが、 配管が見えていない通常の取り付け(本体右側を、壁穴に合わせる取り付け)では対応できなかったです。
(さらに古かったので配管にストレスをあたえたくなかった)
水漏れで、通常の壁掛けエアコンクリーニングで治らない場合は、その後お客様にてメーカーに修理依頼をお願いいたします。
変わった水漏れ2
熱交換器は向こう側にもあり、その排水の為の溝が本体ケースにはあります。その後ろ側の溝から前のドレンパンに流れこむ樋がうまく流れずに室内機の吹き出し口のほうにまれてくる現象がありました。
順番にどこから漏ってくるのか、調べて室内機を分解し、プラスチックの樋の部分を削り、正しい流れに変えて水漏れはとまりました。
現在はここまでの対応はできませんので、通常の壁掛けエアコンクリーニングで治らない場合は、その後お客様にてメーカーに修理依頼をお願いいたします。
時間がかかります
実はドレンホース詰まり以外の水漏れは、メーカー修理屋さんもあまり喜ばない事が多い仕事なのです。
まず現象が再現されるまでに時間がかかることが多い。
湿度の多いいときですと現象が再現しやすいのですが、空気が乾燥状態では、現象が起きにくく判断に時間が掛ります。
毛細管現象の場合わずかずづの漏れでわかりづらい、とにかく時間がかかるのです。
(毛細管現象とは、たとえば、洗面器に水を入れ、タオルをかけておくと、タオルを伝って洗面器の水が外に漏れていく)
エアコンの場合、髪の毛のようなものがドレンパンに張り付いて、それを伝って水が漏れる などの例があります。
メーカーの下請けさんは、甘い仕事もあり、苦い仕事もありでしょうが、水漏れでドレン以外は苦い仕事でしょう。
ドレンパン、ドレンホース吸引作業
このサービスは、通常のエアコンクリーニングに含まれます。
しかしドレンホースの出口が高所である場合。化粧ケース内部でドレンホースが破損しているまたは、外れている場合は作業できませんのでご了承お願いいたします。
出口に近い場所での破損は対応できます。
またドレン吸引未作業に起因するいかなる現象も免責とさせていただきます。
単品でのご注文には応じられませんので、壁掛けエアコンクリーニングをお申込み下さい。
ご自分で水漏れ修理される場合
乾湿両用掃除機をお持ちであれば、口径を合わせて吸い出しましょう。
以上が難しい場合は、多少の出費になりますが、ホームセンターなどで、吸引クリーナー、吸引ポンプを購入しましょう。
吸引クリーナー(サクセションポンプ)は2000円から3000円ぐらいで購入できます。
吸引クリーナーでも治らない場合は、メーカーに電話して来てもらいましょう。
緊急の場合
当店がお伺いしても治らない可能性がありますのでメーカーに修理依頼してください