エアコンクリーニング関係の用語集

応急運転

多くの場合室内機本体のカバーを開けると、応急運転ボタン(スイッチ)がある
リモコンをなくした。
リモコンが動かない場合など、応急運転にする
冬なら暖房運転、夏なら冷房運転に自動で運転

汎用リモコン

各社共通リモコン 純正品ではないが冷房、暖房、温度設定ぐらいなら、純正リモコンが壊れた、無くした、とかの場合お値打ち

最初にメーカー設定が必要ですが、電池交換などで設定が初期設定となり、設定をし直すことになることも多い

内部クリーン

機械的になにかをするものでなく、冷房運転の後、自動で送風になるもの

これにより冷房後の、エアコン内部を乾燥させて、カビなどの雑菌を防ぐとする機能

この内部クリーンは、クリーンと付いてはいますがフィルター自動清掃機能ではありません

養生

いろんな意味がありますが、エアコンクリーニングでは、エアコンクリーニングの際に、水や汚れが飛んで、周辺の家具などの、汚れを防ぐためにブルーシートや、塗装用マスカーなどで保護すること。

ドレンパン

室内機内部にある、冷房時に熱交換器から出る水を受ける部品

壁掛けエアコンでは普通ドレンホースが接続されている。

ドレンパンは左右どちらでもドレンホースを接続でき、右側取り付けでは、右側に、左側取り付けでは、左側に、エアコン室内機は肉眼では判りにくいように傾斜をつける。

これはドレンパン内部に溜まった水を自然落差式で、排出しやすいようにするため。

壁かけエアコン以外でドレンパンの自然落差式での排水は、天井吊り下げタイプ(一部ドレンポンプ式もある)

ドレンパンより排水にポンプを使用するのは、天井カセットタイプ全般になり、内部にフロートがあり、ドレンパン内部の水位が上がればフロートが浮き、スイッチがはいりドレンポンプが動作する。

ドレンホース

ドレンパンより排水に用いるホース

壁掛けエアコンの場合ドレンパンに接続され、自然落差式で室外に流れ出る。

エアコンの汚れがひどい場合、ドレンパンの出口かドレンホース内部で、汚れ、ゴミで詰まりエアコン室内機より水が漏る。

この場合室外機側よりポンプでドレンホースを吸引すれば詰まりは解消される。

ドレンホース出口より虫が入り、詰まりの原因になることも多々ある。

虫よけキャップなどホームセンターで販売しているので使用を勧めます。

戸建ての場合、壁の中でどこにつながっているのか判らないケースもある

その場合ドレン吸引はできない。

出口が塩化ビニールのパイプになっているケースの場合、どこかで縁かビニールのパイプに変換されているのですが、差し込まれている場合が多く、その為、ドレン吸引しても、隙間より空気を吸い込んで、室内機側のドレンホースの汚水を引けない

これらの場合、室内機の下側を壁より外し、内部のドレンホースジョイント部分から切り離しての作業が必要

またこの場合ジョイント部分が、壁内部にある場合は、当店では作業できません。

配管

エアコン室内機と室外機をつなぐパイプ

細めの高圧菅と太目の低圧管の2本があり平行に施工されている。壁掛けエアコンの場合2本の配管とともに電線、ドレンホースを配管保護テープで巻いてある(化粧ケースの場合は巻いてない)

材質は銅でできており(柔らかい金属)多少の室外機の移動は問題ない。

(室外機の裏側にゴミなどで空気の通りが悪く、掃除する為)

しかし移設などの場合、メーカーは5年以上経ったものは、配管を交換するのを勧めていますので、時間と共に硬化します。

古いエアコンの室外機は,あまり動かかさないのが賢明かもしれません。

マルチエアコン

1台の室外機に対して複数の室内機を稼働させるタイプのエアコン

室外機のスペースをコンパクトにできる。

室外機

室内機との間でガス(冷媒)を循環させ冷房時には熱を放出させる機能を持つ。

この裏側の熱交換器(アルミのラジエター状の物)が目詰まりをしていると、電気代が掛かりながらもなかなか冷えないなどの状態になります。

枯葉、ペットの毛、ホコリなどで目詰まりがないかシーズン前に確認しましょう。

目詰まりがありましたら(家庭用の場合)歯ブラシなどで上から下に優しく動かして、目詰まりを取り除いてください。

基本的に(雨ざらしになるのが当たり前)の設計ですので熱交換器部分に水を掛けても問題ありません。

リモコンで動かない

まず電池を交換してみてください。

次に携帯電話、スマホで写真撮影状態にして、リモコンの発光部分をカメラに向けて、リモコンの電源ON、カメラで確認

光った場合、まずリモコンは正常です。本体の応急運転ボタン(いろんな呼び名がメーカーによってあります)を押して動作するか確認。

NGの場合、コンセントを抜いてしばらく放電させて再度確認してください。

シロッコファン

吹き出し口の奥にある回転する筒状の送風ファン

市販エアコン洗浄スプレイでは掃除がしにくい。

熱交換器だけでなくこのシロッコファンをしっかり掃除しないといやな臭いが取れない場合が多い

ルーバー

シロッコファンが出す風の向きを変える板

三菱などはロックを外すと簡単にはずれ掃除がしやすいタイプの物もある。

通常センターの支柱からルーバー本体をたわませて外し、その後両サイドの穴から抜き取る。

少し前の富士通の一部機種では右側差し込み口にあわせスリットがありルーバーのピンの位置を合わせないと外れないのもある。

ステッピングモーター

通常ルーバーの先についていて、動作させるとルーバーが開いてくるそのモーター

ステッピングモーターとは、モーターと言いながら、回転するモーターではなく基盤からの信号で、1ステップづつ角度を変える物

エアコンを停止した時にルーバーが正規の位置に戻らない現象は、このモーターが不良の場合が多々ある。

その他ルーバーの端のモーターシャフトに刺さる部分のプラスチックが掛けてしまってる場合の多い

時間と共にプラスチックは、もろくなりますのでご自分で外して掃除するときは注意してください。

熱交換器

室内機と室外機の中にある熱を移動させる部品、アルミのラジエター状の部品。

通常室内機では、フィルターを外すと見える。

室外機の裏側を除くと見える。

どちらもここが汚れると、空気の通りが悪くなり効きが悪いとなる。

フィルター

エアコンクリーニングの基本中の基本

ほぼどこのメーカーでもシーズン中、2週間に一度は掃除すると取扱説明書に記載があると思います。

フィルター自動清掃機能付きでも、本体より外すと汚れている場合が多く、フィルターを短いスパンで掃除されているエアコンは、内部の汚れが少ない気がします。

フィルター自動清掃機能付きであっても、キッチンに近いエアコンは、気化した油性分を吸い込むことが多く、フィルターが油で汚れていると、ゴミ ホコリが付着しやすく、目詰まりを起こしやすくなりますので、定期的に外し油性分を洗い流すのが望ましいです。

ブレーカー

引き込まれた電気の大元のスイッチ

通常室内機の近くにコンセントがありエアコンのコードが差さっているいるのが通常ですが、まれに壁の内部に接続部分が入っているケースがあります。

壁がスッキリするのがメリットですが、不調などでメーカーに相談した場合まず最初にコンセントを抜いてくださいと言われます。

この場合コンセントが見えない状態のエアコンは、ブレーカーを落として放電することになります。

タイマーランプ

通常自動で、ある時間に運転を止めたり、動作させたりの設定がされているときに点灯していることが多い。

エアコンに異常があれば、点滅状態となり、その点滅状態で、おおよその異常個所が判る。

説明書の後ろの方にエラーコード表がある場合が多い

200V(ボルト)

通常家庭用電源は100Vなんですが、ブレーカーの中で引きこみ線の 赤 白 黒 の赤と黒からラインを取ると200Vを引くことができます。(単相200V)

家庭用の大容量のエアコンは単相200Vになります。

最近の賃貸住宅では、リビングなどのエアコンコンセントに両方使えるようになっているタイプもあります。

エアコンコンセントの中の電線が2mmの太さであれば、コンセントの差し込み口とブレーカーのラインの振り替えで200Vに変換できます。

この単相200Vのエアコンは家庭用の料金です。

動力(三相200V)は、通常工業用で、店舗などは多くはこれになります。壁掛けタイプのエアコンでも動力の場合は料金が業務用金額となります。壁掛け業務用エアコンは、15000円(税込)

発注前のご確認